日本ラグビー協会は15日、オンライン会見を行い、現行のトップリーグに代わり、来年1月に開幕を目指す新リーグについて概要を発表した。 国内リーグの発展、日本代表の強化、19年W杯のような熱狂を日常とすることを目的として発足する新リーグには、TLのチームなど25チームが参加を表明しており、3部制を採用。毎年入れ替え戦を行うオープンリーグで、初回の振り分けは今季のTLの成績を参考にする予定となっている。世界基準競技レベルを求める最上位のディビジョン1(1部)は12チームの2カンファレンス制となる。ディビジョン2は7チーム、ディビジョン3は6チームとなる。またサッカーなどで定着している「ホーム&アウェー」の呼称を「ホスト&ビジター」とすることを徹底する。
日本ラグビー協会は14日、緊急記者会見を行い、1月16、17日に開幕を予定していたトップリーグ(TL)の延期を発表した。同日までに6チームで計62人の新型コロナ陽性者が判明したため決定。出席した岩渕健輔専務理事(45)は「濃厚接触の確定にも時間がかかっており、グレーな状態で試合を進めることは難しい」と説明。大会成立要件の75%以上の試合消化が不可能となったことから大会フォーマットの変更も決まり、開幕を2月上旬から中旬に設定して大会成立を目指す。 コロナ禍により、またしてもラグビー界が激震に襲われた。16、17日から始まるはずだったTL開幕の延期が決定。岩渕専務理事は「3チームから新たな陽性者が出た。現状すでに2試合が中止で、濃厚接触者の確定にも時間がかかっており、グレーな状況のまま試合を進めることはできない」と苦渋の決断を説明した。
日本ラグビー協会は14日、緊急会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大により16日に予定していたトップリーグ(TL)の開幕を延期することを発表した。感染者の回復、濃厚接触者の特定の状況を見極めながら大会フォーマットの変更も含めて2月初旬から中旬にかけての開幕を目指す。 会見に臨んだTLの太田治チェアマンは国立競技場での開幕戦開催を断念する方針を明らかにした。当初、16日の東芝-NTTコミュニケーションズが国立競技場で行われる予定だったが、今回の延期を受け「国立での開催につきましては、あの日時がギリギリ。新たに国立でやることは厳しいかなと認識しています」と難しいことを示した。